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Guest introduction

© Akira Muto

Conductor: Toshiyuki Kamioka

Toshiyuki Kamioka, conductor

profile

東京生まれ。東京藝術大学でマルティン・メルツァーに指揮を師事し、作曲、ピアノ、ヴァイオリンも並行して学ぶ。1982年、名誉ある安宅賞を受賞。後にロータリー国際奨学生として、ハンブルク音楽大学に留学、クラウスペーター・ザイベルに指揮を師事。キール市立劇場ソロ・コレペティトール及びカペルマイスターとして歌劇場でのキャリアをスタートさせた。

これまでに、ヘッセン州立歌劇場音楽総監督、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者等を歴任。2004年からヴッパータール市立歌劇場音楽総監督に就任。その後、ザールラント州立歌劇場音楽総監督、ヴッパータール響首席指揮者、ヴッパータール市立歌劇場インテンダントの要職を務めた。ヴッパータール響とは二度の日本ツアーを行い、絶賛を博した。2016/17シーズンよりコペンハーゲン・フィル首席指揮者に就任。ケルン放送交響楽団、バンベルク交響楽団、バイエルン放送交響楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団などに客演する。

日本では、これまでに、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団などに客演し、2016年シーズンから5年間にわたり新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督を務めた。

欧州を中心に活躍し、オペラ、コンサートの両面において、高い音楽性、きめ細かい解釈、そしてオーケストラの個性を引き出す力が、国際的に高く評価されている。

2002年ホテルオークラ音楽賞、2007年第15回渡邉暁雄音楽基金 音楽賞・特別賞、2014年第13回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。

ヴッパータール響とのコンビでは、コロムビアとオクタヴィアより8枚のCDをリリースし、いずれも高い評価を得る。新日本フィル音楽監督在任中はライブ録音も継続的にリリースし、好評を博す。

Currently Chief Conductor of the Copenhagen Philharmonic, Full Professor of Conducting at Saarbrücken University of Music.