©️Kazuyoshi Shimomura
1983年バークリー音大ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。
ソロ・ライブをはじめゲイリー・バートン、ブランフォード・マルサリス、パキート・デリベラなど世界的なトッププレイヤーとの共演や、自身のビッグ・バンド「No Name Horses」を率いるなど、ジャズの最前線で活躍。また、クラシックにも本格的に取り組み、NYフィル、サンフランシスコ響等、国内外の主要オーケストラと共演を重ねる。
2016年には、チック・コリアとの日本で初の全国デュオ・ツアーを成功させ、2017年にはゲイリー・バートンの引退記念となるツアーを催行。また、11月にはニューヨーク・フィル定期演奏会に招かれ、バーンスタインとガーシュインを熱演。このライブ録音は2018年3月、「ビヨンド・ボーダーズ」と題して、小曽根真の初のクラシックアルバムとしてリリースを果たす。
映画音楽など、作曲にも意欲的に取り組み、多彩な才能でジャンルを超え世界的な躍進を続けている。現在、「From OZONE till Dawn」と題した若手音楽家の育成プロジェクトにも取り組み、後進の育成にも努めている。2018年紫綬褒章受章。