ヨーロッパ伝統音楽に基づく音楽教育を目的とする日本初の本格派合唱団として1951年設立。グレゴリオ聖歌から現代作品までのレパートリーでは、同声から混声合唱作品までをカバーする他、松平頼暁、一柳慧、細川俊夫等への委嘱作品を多く手掛ける。6-14歳までの基礎クラスから、15-19歳までの演奏グループの他、隊出身の混声グループまで、幅広い編成で活動。年2回の定期公演の他、1964年の訪米以来海外公演は33回。国内外の管弦楽団、オペラ劇場との共演も多く、アバド指揮ベルリン･フィルをはじめ世界的指揮者との演奏経験を持ち、近年ではルイージ指揮N響、ムーティとはオペラやオーケストラ作品などで数多く共演、いずれも高い評価を得た。2016年創立65周年プロジェクトの一環でマカオとイタリアで公演を実施。イタリア各地の公演でも絶賛され、元旦にはサン･ピエトロ大聖堂にてフランシスコ･ローマ教皇による新年のミサで全世界の聖歌隊と共に平和祈願を捧げた。