1988年の墨田区音楽都市構想宣言を受け「すみだトリフォニーホール」という素晴らしい音楽活動の本拠地を得た新日本フィルは、まさしく墨田区に根ざしたオーケストラといえます。
芸術と社会との関わりにますます関心が高まるなか、今ではホールとの協働事業として区内全域に活動を拡げ、より内容を充実させた多様なニーズにこたえるプログラムを展開しています。
「トリフォニーと新日本フィルの直伝!ワクワク音楽道」(小学校)
「トリフォニーと新日本フィルの直伝!トコトン音楽道」(中学校)
楽団員が墨田区内のすべての公立小中学校を訪問する、音楽の出前授業。毎年全校で実施。
音楽室を会場に、楽器のしくみ、多彩な音色、初めて聴く曲、生の音の立体感、そして音楽家の息遣いを間近で体験します。(事業名:小中学校音楽指導事業)
主催:すみだトリフォニーホール
高齢者介護施設、障がい者デイサービスや作業所、保健センター、保育施設、病院など、墨田区内の福祉施設を中心に、普段音楽に触れる機会の少ない方々に生の音楽をお届けする、楽団員による訪問演奏。年間約20回開催。
大好きな歌や懐かしい曲の数々に、彼方の記憶が呼び覚まされ、また生きる活力を与えられる、人と音楽が響きあう現場です。
主催:すみだトリフォニーホール
墨田区内の小中学校体育館で行う、フル・オーケストラでの本格的な演奏会。体育館の床に伝わる音の振動、手の届く近さで感じるオーケストラの息遣い、コンサートホールとは違う臨場感でお客様と演奏家が一つに。
地域を結びつける中心的役割としての学校がコンサート会場となることで、「音楽」が単に鑑賞するものから、人と人を繋げる街づくりとしての役割も担っています。
主催:すみだトリフォニーホール
音・広さ・空気・感情など周囲の変化に敏感な乳幼児期に出あう空間「音楽会」を大切にしたいというコンセプトから生まれた、地域で行う0歳からのコンサート。
乳幼児と暮らす家族の視点を考慮し、時間、空間ともに生の音楽の魅力を親子で体験するミニ・コンサートです。
主催:すみだトリフォニーホール
オーケストラメンバーとともに、音楽のヒミツに迫るワークショップ。音を鳴らしたり組み合わせたり、重ねたりしながら、参加者みんなで1つの曲を創りあげます。
体で音楽を感じ、リーダーや仲間とコミュニケーションをとりながらみんなで1つの曲を演奏する体験は、まさにオーケストラの演奏そのもの。音楽のヒミツを解き明かす、体感型ワークショップです。
主催:すみだトリフォニーホール ほか
墨田区の小学校5・6年生、中学校2年生が全員、すみだトリフォニーホールで生のオーケストラを聴く音楽鑑賞教室です。
主催:墨田区教育委員会
トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラの演奏指導を新日本フィルの楽団員が担当。
ヴァイオリン、ヴィオラ、フルート、トランペット・・・・・・打楽器まで、すべてのパートで1人の担当講師がトレーナーとして指導を行っています。
主催:すみだトリフォニーホール
毎年、すみだトリフォニーホールで行われる墨田区の成人を祝う会(いわゆる成人式)で、新日本フィルの弦楽メンバーが生演奏をプレゼントしています。新成人からのリクエスト曲で構成しています。
主催:墨田区
墨田区在住・在勤在学の方には墨田区割引の料金がございます。
【割引料金のある公演例】
・すみだクラシックへの扉
・ニューイヤー・コンサート
・親子コンサート
・サマーコンサート 等
主催:すみだトリフォニーホール
新日本フィルの公開リハーサルに、区民の皆様を抽選でご招待しています(年1回程度)。
墨田区報などで募集しています。
主催:すみだトリフォニーホール
「職場体験」とは、職場で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする学習活動です。
これまでに学生の皆さんにオーケストラ運営やコンサート制作の裏側でおこなわれているさまざまな仕事を見学・体験してもらいました。
【過去実績】
・2011年度 : 1校 1名
・2010年度 : 1校 3名
・2009年度 : 2校 12名
・2008年度 : 2校 13名