©Makoto Kamiya
4歳よりヴァイオリンをはじめる。2007年に第13回チャイコフスキー国際コンクールで優勝し、世界中の注目を浴びた。ニューヨーク・タイムズ紙でも「聴く者を魅了する若手演奏家」「輝くばかりの才能」と絶賛される。国内の主要オーケストラはもとより、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、BBC交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン州立歌劇場管弦楽団、ワルシャワ 国立フィルハーモニー管弦楽団などと共演するほか、サン・モリッツ、コルマール、ヴェルビエなどの著名フェスティバルに登場している。指揮者では、シャルル・デュトワ、ムスティスラフ・ ロストロポーヴィチ、エリアフ・インバル、ウラディーミル・スピヴァコフ、ウラディーミル・アシュケナージ、イルジー・ビェロフラーヴェク、イヴァン・フィッシャーなどと共演。ニューヨーク、ワシントン、サンクトペテルブルク、フランクフルト、ミラノなどでリサイタルを行っている。
2020年10月「JSバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」の新譜を発表。BSテレ東「エンター・ザ・ミュージック」における『マユコ先生のヴァイオリン・レッスン!』では、第一線で活躍するヴァイオリニストでありながら指導者としての顔も各方面より認められている。これまで里屋智佳子、小栗まち絵、工藤千博、原田幸一郎、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫、ザハール・ブロンの各氏に師事。大阪府知事賞、京都府知事賞、第13回出光音楽賞、文化庁長官表彰、ホテルオークラ音楽賞はじめ数々の賞を受賞。楽器は宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス1731年製作「Rubinoff」を使用している。東京音楽大学教授。