©Akira Muto
ロンドン生まれ。6歳よりロサンゼルスにて、スーザン・マクドナルド女史のもとでハープを学び始めた。1985年第9回イスラエル国際ハープ・コンクールに参加者中最年少で優勝。
これまでに、世界各地でソロ・リサイタルを行うとともに、ベルリン・フィル、イスラエル・フィル、フィラデルフィア管、小澤征爾、メータ、クレーメル、パユなど、国内外の主要オーケストラ、指揮者、ソリストと数多く共演を重ねている。また、ハープの新作にも意欲的に取り組み、武満徹「そして、それが風であることを知った」、細川俊夫「ハープ協奏曲」など初演した作品は数多い。
CD録音も活発に行っており、2016年からは自主レーベルのグラツィオーソ(grazioso)による新たな録音プロジェクトを開始。毎年切り口を変えた「ハープ・リサイタル」シリーズをリリースし、いずれも非常に高い評価を受けている。最新盤は「ハープ・リサイタル ~Intermezzo~」。国際基督教大学卒業。2021年度毎日芸術賞特別賞を受賞。