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©Yuji Hori

バリトン:キュウ・ウォン・ハン

Kyu Won Han, baritone

プロフィール

ソウル出身。マンハッタン音楽院で修士号を取得。ベルヴェデーレ国際声楽コンクール(オーストリア)、プッチーニ・アラネーゼ国際コンクール、ディカーポ・オペラ・コンクール(以上アメリカ)など多くの受賞歴を持つ。1999年、サンフランシスコ歌劇場『ドン・ジョバンニ』タイトルロールでオペラ・デビュー。2001年ライン国立歌劇場『トゥーランドット』ピン役でヨーロッパ・デビュー。その後、ボルドー歌劇場『セビリャの理髪師』フィガロ役、バンコク・オペラ『さまよえるオランダ人』オランダ人役、ネヴァダ・オペラ『カルメン』エスカミーリョ役など、世界各地で幅広く活躍。
日本では2001年新国立劇場『魔笛』パパゲーノ役でデビュー。兵庫芸術文化センター制作オペラには『蝶々夫人』シャープレス、ヤマドリの2役を始め、『トスカ』アンジェロッティ役、『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ役に出演。また佐渡裕指揮・兵庫芸術文化センター管弦楽団定期演奏会「ドイツ・レクイエム」、「カルミナ・ブラーナ」、アルミンク指揮・新日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会「こうもり」フランク役、広上淳一指揮・京都市交響楽団「ミサ・ソレムニス」、現田茂夫指揮札幌交響楽団「HTB・朝日ジルベスターコンサート」など、国内オーケストラとも多数共演を重ねている。また、「サントリー 1万人の第九」、テレビ朝日系「題名のない音楽会」に度々出演。
エイベックス・クラシックスよりCD「Questo Amor~この愛を」をリリースしている。
母国・韓国では国営放送(KBS)の大河ドラマ「大王世宗」の主題歌や「開かれた音楽会」などに度々出演し、絶大な人気を博している。