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ゲスト紹介

指揮・ヴァイオリン:ジュリアン・ラクリン

Julian Rachlin, conductor / violin

プロフィール

エルサレム交響楽団音楽監督(イスラエル)、クリスチャンサン交響楽団(ノルウェー)首席指揮者、トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団(フィンランド)首席客演指揮者、ロイヤル・ノーザン・シンフォニア(英国)首席アーティスティックパートナーを務めるジュリアン・ラクリンは、指揮、ヴァイオリン、ヴィオラ、室内楽および教育分野で活躍し、99年よりウィーン国立音楽大学ヴァイオリン科教授を務めている。
1974年リトアニア生まれ、3歳で両親とウィーンへと移住。ボリス・クシュニールにヴァイオリンを学び、ニューヨークでピンカス・ズーカーマンに師事。故マリス・ヤンソンスに指揮を学ぶ。
ソニー・クラシカル、ワーナー・クラシック、ドイツ・グラモフォンからCDを多数リリースし、いずれも高評価を得ている。
指揮活動では、シカゴ響、イスラエル・フィル、バーミンガム市交響楽団、ウィーン響、ウィーン放送響、オスロ・フィル、コンツェルトハウス・ベルリンをはじめ、世界の著名オーケストラに客演。
ヴァイオリニストとして世界の著名指揮者および楽団と共演し、近年ではマケラ指揮オスロ・フィル、メータ指揮ロサンジェルス・フィル、テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルグ・フィル、オロスコ=エストラーダ指揮バイエルン放送響、ホーネック指揮ピッツバーグ響、ミュンヘン・フィルなどがあげられる。
ラクリンは、現代作曲家、多彩なジャンルの演奏家とも熱心に協働し、ペンデレツキ、カンチェリ、ヴァンゲリス、アウエルバッハとは接点が深い。欧州の音楽祭にも頻繁に招かれ、
長年の音楽パートナーであるアルゲリッチ、キーシン、マツーエフ、マイスキーらと頻繁に共演するほか、10年以上開催するクロアチアのドブロクニクでの音楽祭「ジュリアン・ラクリンと仲間たち」は世界的に知られている。2021年よりオーストリア・アイゼンシュタットの「秋の金音楽祭」の芸術監督を務める。ユニセフのグッドウィル・アンバサダー。