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ゲスト紹介

©Daniela Paoliello

指揮:ジョゼ・ソアーレス

José Soares, conductor

プロフィール

ジョゼ・ソアーレスはミナス・ジェライス・フィルハーモニー管弦楽団のアソシエイト・コンダクターである。2021年の第19回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で第1位と聴衆賞を獲得。ブラジルのサンパウロに生まれ,7歳でピアノと合唱を母アナ・ヤラ・カンポスの指導で学び始めた。サンパウロ・ユース交響楽団との共同プログラムにおいて,クラウディオ・クルスにオーケストラ指揮を学んだ。

2016年と2017年のカンポス・ド・ジョルダン冬季国際音楽祭に研修生として参加し,マリン・オールソップ,アルヴォ・ヴォルマー,ジャンカルロ・ゲレロ,ニール・トムソン,アレクサンダー・リープライヒの指導を受ける。同音楽祭では2017年の音楽祭指揮賞を受賞し,音楽監督マリン・オールソップの招きにより,2017年~18年にサンパウロ交響楽団の日曜マチネーを二度指揮している。2017年9月には,ロッシーニ《チェネレントラ》のブラジルで制作されたポケットオペラ版(注:室内オペラ)の音楽監督と指揮者を務めた。

2018年シーズンにはサンパウロ交響楽団の客員アシスタント・コンダクターとして招聘された。2019年にはパルヌ音楽祭(エストニア)のマスタークラスであるヤルヴィ・アカデミーの指揮研修生として,パーヴォ・ヤルヴィ,レオニード・グリンの指導で研鑽を積む。 ソアーレスが初めてミナス・ジェライス・フィルハーモニー管弦楽団を振ったのは2017年,同楽団の音楽監督ファビオ・メケッティのマスタークラスでのこと。メケッティはその後2019年シーズンに青少年のためのコンサートの指揮者としてソアーレスを招いた。ミナス・ジェライス・フィルとの契約は2020年シーズンにアシスタント・コンダクターとしてスタートし,2022年シーズン冒頭にはアソシエイト・コンダクターとなった。現在サンパウロ大学で作曲を学んでいる。