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指揮:デリック・イノウエ

Derrick Inouye, conductor

プロフィール

指揮者デリック・イノウエは、メトロポリタン歌劇場、ニューヨークのセントルークス管、ニューヨーク・シティ・オペラ、ロンドン・フィルハーモニア管、モンテカルロ・フィル、ニュルンベルク・オペラといった名だたる楽団と共演するという輝かしい経歴を持つ。メトロポリタン歌劇場では、ワーグナー「ワルキューレ」「ジークフリート」、ベルク「ルル」、プッチーニ「トスカ」、ビゼー「カルメン」、ヴェルディ「椿姫」、モーツァルト「魔笛」、ドビュッシー「ペレアスとメリザンド」、」を含む数多くのオペラを指揮。また、ニュルンベルク・オペラの第1カペルマイスター時代、フィリップ・グラスのオペラ「アッシャー家の崩壊」の初演を含む数多くのオペラを手がけた。その他、シュトゥットガルト・オペラ、フィンランド放送響、ニース・オペラ、ハンガリー国立歌劇場管、バンクーバー・オペラ、バンクーバー響、フロリダ・フィル、ニュージーランド響などと共演。日本では、新日本フィル、大阪フィルをはじめとする各地のオーケストラと共演。セイジ・オザワ松本フェスティバルにも招かれている。夏のヴェルビエ音楽祭では、今年、17回目のプリンシパル・スタッフコンダクターを務めたほか、ジョージアで今年初めて開催されたツィナンダリ音楽祭でも同様のコンダクターを務めた。 イノウエは1985年にヴィットリオ・グイ指揮コンクールで優勝、その後、シエナの名門音楽院キジアーナ音楽院にてフランコ・フェラーラに師事。1982年にはタングルウッドで、小澤征爾、エリッヒ・ラインスドルフ等のもとでフェローシップ・コンダクターを務めた。初期の指揮法は小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明の下で、日本の桐朋学園大学音楽学部にて学んだ。