日本大学芸術学部、ウィーン国立音楽大学修士課程を首席で終了。末芳枝、R. ハンスマン、R. ホルの各氏に師事。2008年よりウィーン・フォルクスオーパーと専属契約。2012年の新制作版『フィガロの結婚』タイトルロールをはじめ、在籍14シーズンで約500公演に出演。ザルツブルグ祝祭劇場、ウィーン楽友協会、ベルリンフィルハーモニーなどで、N.アーノンクールら数々の著名指揮者の下ソリストを務めている。2015年から4年間、ブレゲンツ音楽祭の湖上オペラ『トゥーランドット』『カルメン』に出演。
日本では新国立劇場『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『アイーダ』エジプト王、兵庫県立芸術文化センター公演・佐渡裕指揮『ラ・ボエーム』に出演。22/23シーズンは、フォルクスオーパーの『イオランタ』(新演出版)、『魔笛』、ヴュルト・フィル(ドイツ)ヴェルディ「レクイエム」への出演を控えるほか、日本での公演にも多数出演を予定している。
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