©Shin Yamagishi
日本指揮界の重鎮であった渡邉暁雄の最後の愛弟子。サー・ゲオルグ・ショルティのアシスタントを務める。
英国王立ノーザン音楽大学指揮科卒業。1992年最も才能あるEU加盟国の若手指揮者に贈られる「サー・チャールズ・グローヴス記念奨学賞」 を特例で受賞。1994年「プロムス」にBBCフィルを指揮してデビュー以降数多くの海外オーケストラに客演。オペラでもスペイン国立オヴィエド歌劇場でのブリテン「ねじの回転」やR.シュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」で脚光を浴びた。マンチェスター室内管弦楽団、日本フィルを経て、現在関西フィル首席指揮者と東京シティ・フィル首席客演指揮者を務める。毎年40公演以上を共演し2023年に24年目のシーズンを迎えた関西フィルとの一体感溢れる演奏は常に高い評価を得、2019年の就任直後から展開している東京シティ・フィルとの特徴ある活動は毎回大きな注目を集めている。英シャンドスからBBCフィルとのCDを8枚、関西フィルとのシベリウス交響曲全集を2021年9月ALM RECORDSからリリース。著書『音楽はお好きですか?』『続・音楽はお好きですか?』を敬文舎から刊行。テレビ、ラジオへの出演も多く、番組の立ち上げに参画し指揮・司会として関西フィルと共に出演中のBSテレ東「エンター・ザ・ミュージック」(毎週土曜朝8:30)は2022年10月で9年目に突入、放送450回に迫る人気番組。2002年渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。
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