About

ゲスト紹介

ピアノ:北村朋幹

Tomoki Kitamura, piano

プロフィール

愛知県生まれ。3歳よりピアノを始める。これまでに第6回浜松国際ピアノコンクール第3位、第9回シドニー国際ピアノコンクール第5位ならびに3つの特別賞、第18回リーズ国際ピアノコンクール第5位、第7回ボン・テレコム・ベートーヴェン国際ピアノコンクール第2位を受賞。

第3回東京音楽コンクールにおいて第1位ならびに審査員大賞(全部門共通)受賞。以来、読売日本交響楽団、東京交響楽団、京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団などの定期演奏会に出演、日本国内はもとよりヨーロッパ各地でオーケストラとの共演、リサイタル、室内楽、そして古楽器による演奏活動を定期的に行っている。その演奏は「類稀なる時間の感覚。まるで素晴らしい指揮者によるオーケストラの演奏を聴いているよう」(パーヴェル・ギリロフ)、「卓抜な詩的感性、そして哲学的叡智を具えた芸術家」(濱田滋郎)などと評され、また2020年9月東京オペラシティ文化財団主催の「B→C」で、4台の鍵盤楽器を駆使し、ケージ他を演奏したこの画期的なコンサートは「我が国のピアノ演奏史において重要な一夜と言っても過言ではない。」(伊藤制子)と高く評価された。2019年からは自身のリサイタル企画「Real-time」を開催。

録音はフォンテックから『遙かなる恋人に寄す―シューマン「幻想曲」からの展望―』、『夜の肖像』、『黄昏に-ブラームス/リスト/ベルク作品集』、『Bagatellen』、『ケージ プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード』(第76回文化庁芸術祭賞 レコード部門 優秀賞を受賞)を発売、レコード芸術をはじめとする主要紙において好評を得ている。

愛知県立明和高等学校音楽科を経て東京藝術大学に入学、2011年よりベルリン芸術大学ピアノ科で学び、最優秀の成績で卒業。
これまでに伊藤恵、エヴァ・ポブウォッカ、ライナー・ベッカーの各氏に師事。現在、フランクフルト音楽・舞台芸術大学に於いてイェスパー・クリステンセン氏のもと、歴史的奏法の研究に取り組んでいる。

オフィシャルサイト
http://tomoki-kitamura.com/