1994年生まれのベルギー人ヴァイオリニスト、シルヴィア・ファンは父親にヴァイオリンの手ほどきを受け、その後ブリュッセル芸術アカデミーにて学んだ。2004年ベルフィウス・クラシックス国内音楽コンクール等で優勝。2009-2010年EUユース管弦楽団のメンバー、その後2012年9月にベルギー国立管弦楽団の第2ヴァイオリンセクションに入団、1年半後副首席に昇進した。2014年8月からロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第1ヴァイオリニストとして入団。2015年にカーロ・フェルディナンド・ランドルフィをロイヤル・コンセルトヘボウ管の財団が購入し、ファンに貸与した。
これまでにヨーロッパの数々の国際音楽祭にも出演。2019年5月にエリザベート王妃国際音楽コンクールで2つの聴衆賞を受賞。
室内楽にも熱心に取り組み、ロイヤル・コンセルトヘボウ管メンバー他3人と共にゴヤ・カルテット・アムステルダムを結成。