©Laura Malmivaara
ラフマニノフ、ブゾーニ、エネスクといった偉大な作曲家の伝統を受け継ぎ、作曲家、ピアニスト、指揮者として一人三役での公演も行うなど並外れた才能を持つ、今日の音楽界において特異な存在である。これまでに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロサンゼルス・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、パリ管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団など、世界の主要オーケストラと共演している。母国フィンランドでは、2021~23年トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督および首席指揮者、23年よりラップランド室内管弦楽団首席客演指揮者を務めるほか、フィンランド放送交響楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、ユヴァスキュラ交響楽団をはじめとするオーケストラと多数共演しており、ダリア・スタセフスカ指揮ラハティ交響楽団とは、『ラウタヴァーラ、マルティヌー:ピアノ協奏曲第3番』のCDがBISレーベルからリリースされている。作曲の分野では、19年に名誉あるヒンデミット賞を授与された。近年は、「Taivaanvalot(天空の光)」をイアン・ボストリッジ&スティーヴン・イッサーリスとアムステルダムのミュージックヘボウ・アアン・ヘット・アイで世界初演、その後ウィグモアホールと香港でも公演を行った。24年12月6日(フィンランドの独立記念日)には、エリナ・ヴァハラのヴァイオリンとニコラス・コロン指揮フィンランド放送交響楽団により、自身のヴァイオリン協奏曲第2番がフィンランドで世界初演されている。
チェロのスティーヴン・イッサーリスとは30年以上にわたり共演を続けている。ヘルシンキ生まれ。5歳よりピアノ、ハープシコード、作曲を学ぶ。最初にラルフ・ゴトーニに、その後ピアノをエーロ・ヘイノネンに、作曲をエイノユハニ・ラウタヴァーラに師事した。