【訃報】峰岸壮一氏(フルート名誉首席)ご逝去について

1972年、新日本フィルハーモニー交響楽団の設立に参加し、長きにわたりフルート首席奏者を務めた峰岸壮一氏が2023年7月24日にご逝去されました。享年90歳でした。
生前の峰岸氏の貢献に対し、心からの感謝と哀悼の意を表します。

ご葬儀は7月27日に、近親者のみで執り行われました。
ご親族代表:峰岸進氏(ご令弟)
後日、峰岸会(門下の会)主催にて、偲ぶ会を開催する予定です。

2023年9月14日(木)

第一部   13:00~15:00
第二部   16:00~18:00
(前夜式9月13日水曜18:00~20:00)
会場:アーティストサロン”Dolce”ドルチェ楽器東京店内

*参加を希望される方は、参加される日時を上記からお選びになり、事務局吉田いずみ氏まで、メールにてご連絡ください。

主催・お問合せ:峰岸会(峰岸壮一先生の門下生を中心とした会)
事務局:吉田いずみ y-izumi@dolce.co.jp

その際、峰岸氏とのご関係を明記してください。(9/5(火)締切)

峰岸壮一氏プロフィール

新日本フィル名誉首席、桐朋学園大学音楽学部名誉教授、日本フルート協会名誉会長。
オーケストラ奏者、またソリストとしての演奏活動、NHKテレビ「フルートと共に」の講師や、FM放送・テレビコマーシャルなどでの演奏により、フルートの魅力を社会に広めた。また、世界各国の音楽家と活発な交流を持ち、日本演奏連盟常任理事も務め、フルート界のみならず、日本の音楽界を国際的な水準に高めることに貢献した。
1932年東京生まれ。フルートを林りり子氏に師事。1955年慶應義塾大学卒業と同時に東京交響楽団入団(1951年より同楽団研究員)。1956年に日本フィルハーモニー交響楽団設立に参加し首席奏者を務める。1962年アメリカのマルボロ音楽祭に参加、マルセル・モイーズに師事。1972年新日本フィルハーモニー交響楽団設立に参加し、長きにわたり首席奏者を務めた。
1988年、国際耳鼻科学会にて「吹奏中の声門動態について」発表。
2005年から2011年日本フルート協会会長を務める。
神戸国際フルートコンクール、ジュネーヴ国際コンクール、ミュンヘン国際コンクール、日本音楽コンクール等、数多くのコンクールの委員、審査員を歴任。日本木管コンクール設立には寄与している。
1968年から2009年まで桐朋学園大学音楽学部で、1972年から1988年まで東京音楽大学で教鞭をとるなど、教育面にも力を注いだ。
2023年7月24日90歳で逝去。