コンサートで演奏する3曲を選んだ理由、好きなところなどをお教えください。
今回のプログラムは、私にとって大きな挑戦であり、今の私が心から「皆さまに届けたい」と願う作品を凝縮しました。
中でもカプースチンの協奏曲は、今回のステージの大きな目玉です。私は現在、アメリカでクラシックと並行して1年間ジャズも1から学んでおり、その経験をこの作品に注ぎ込みたいと考えています。クラシックの技巧とジャズの熱いグルーヴが融合した、エネルギーに満ち溢れた傑作を、今の自分だからこそできる表現で皆さまと共有したいです。
シェーンフィールドの「カフェ・ミュージック」は、昨夏のツアーで彼の作品に取り組んで以来その色彩豊かな魅力に魅了され、今回ピアノトリオという形での再挑戦を決めました。そして最後は、尊敬する皆さまと共に奏でる至高の名曲、メンデルスゾーンの協奏曲です。一夜で編成の異なる3つの大曲に挑めることを、心から幸せに感じています。
現在アメリカで研鑽を積んでいらっしゃる堀内さんですが、どのようなヴァイオリニストを目指して、どのように過ごしてどのような刺激を受けていらっしゃいますか?
現在はアメリカにて、私が世界で最も尊敬するヴァイオリニストであるジェームズ・エーネス氏、そしてスティーブ・ローズ氏という、私にとって「最強」と呼べるお二人の師匠のもとで、日々濃密な研鑽を積んでいます。
お二人からは技術的な指導だけでなく、音楽への誠実な向き合い方、そして世界を舞台に戦う音楽家としての姿勢を学んでいます。多様な価値観が混ざり合う環境で、自分の音楽をどう社会へ還元していくかという刺激を受ける毎日です。聴いてくださる方の心に寄り添い、音楽を通じて前向きな力を届けられるような、誠実で温かいヴァイオリニストを目指しています。
コンサートに関心をもってくださっている方にメッセージをお願いします。
私にとって念願だった新日本フィルハーモニー交響楽団の皆さまとの初共演。そして、信頼するマエストロ岡本陸さん、素晴らしいピアニストのミーシャ・ダチッチさん、チェロの佐山裕樹さんという、最高の共演者に恵まれたステージです。
今回のコンサートは、私にとって大きな、そして最高にエキサイティングな「挑戦」です。七夕の夜、第一生命ホールで皆さまと熱狂的な時間を共有できるのを心より楽しみにしております!
堀内優里 さん出演のDS presents 堀内優里 スペシャルコンサート with 新日本フィルハーモニー交響楽団
