お知らせ
(2021/11/18)
この度、2021年11月27日(土)・29日(月) 新日本フィルハーモニー交響楽団 第638回定期演奏会に出演予定の指揮者シャルル・デュトワ氏に、新型コロナウイルス陽性が確認されました。
11月15日時点のレントゲン撮影の結果では、肺に影が残った状態であり、医師より本年末までの航空機を使う国内外の移動の禁止を命じられました。
そのため、誠に残念ながら第638回定期演奏会は指揮者を変更し開催いたします。新たな指揮者は井上道義氏となります。(「弦楽のためのレクイエム」「ペトルーシュカ」は版を変更いたします。) なお、この変更に伴う払い戻しは行いませんので、ご了承のほどお願い申し上げます。
新日本フィルでは、来年6月に改めてデュトワ氏を迎え特別演奏会を開催する予定です。この度の出演キャンセルについて、デュトワ氏も大変残念に思われ、共演に向けて意欲を燃やし臨まれるとのメッセージをいただいております。
お客様におかれましては、間際でのご連絡となり大変ご迷惑をおかけいたしますが、事情をお汲み取りの上、ご理解のほどお願い申し上げます。
■11/27(土)14:00すみだトリフォニーホール 公演詳細
■11/29(月)19:00サントリーホール 公演詳細
指揮者:井上道義
武満徹:弦楽のためのレクイエム(井上道義・尾高忠明/2021年版)
モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版)
日本の皆さまへ 日本の皆さまとお会いできる日を心待ちにしておりましたが、新型コロナウイルス感染症の検査において陽性と判断されてしまいました。 ワクチンを接種していたため症状は抑えられていますが、医療機関での検査の後、主治医より年内の渡航は止めるようにと指示がありました。私はすでに2度のワクチン接種を完了しており、また感染防止対策にも最大限の注意を払ってきましたので、今回のことは、このウイルスが私たちにとっていかに脅威であるかを改めて感じる機会となりました。 コンサートを待ち望んでくださっていた皆さまに、このようなお知らせをするのは心苦しいばかりですが、まずは体調を整えることに専念し、来年6月に新日本フィルの皆さんと共演できること、また日本の聴衆の皆さまにお目にかかれることを心から楽しみにしております。 シャルル・デュトワ |