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特別インタビュー

音楽監督 上岡敏之が語るこれからの定期演奏会 4人の指揮者の魅力 第4弾:ベアトリーチェ・ヴェネツィ

音楽監督 上岡敏之が語るこれからの定期演奏会 4人の指揮者の魅力 第4弾:ベアトリーチェ・ヴェネツィ

取材・文 片桐卓也(音楽ライター)


新日本フィル 2019年5月~7月の定期演奏会では、海外から4人の指揮者が来日する。
音楽監督 上岡敏之が語る、個性あふれる彼らの魅力とは。


【#24 ルビー】7/12(金)、13(土) 指揮:ベアトリーチェ・ヴェネツィ

 

ベアトリーチェ・ヴェネツィさんは1990年生まれ。イタリアの新しい才能です。ヨーロッパで現在すごく活躍されています。イタリア人の女性にしかないテンペラメント(気質・素質)というのか、男性に絶対に欠けているものがある。そういうものとファリャの音楽やヒナステラの音楽が結びついたら面白いなと思います。

この演奏会では、ファリャの作品で南ヨーロッパの空気を味わって欲しいです。日本だと湿気が多いですが、南ヨーロッパの空気は乾燥しているので、色がはっきり見える。コントラストが強いというか。そのあたりを表現しているファリャの音楽とヴェネツィさんのテンペラメントがうまく組み合わさって、とても面白いコンサートになりそうな予感がします。南米の作曲家であるヒナステラの「ハープ協奏曲」には吉野直子さんをソリストにお願いしましたが、吉野さんも海外経験も豊富で、その経験を活かしてくれると期待しています。

演奏会情報

#24 ルビー

7/12(金)、13(土) 両日14時開演 すみだトリフォニーホール

プログラム

  • ニーノ・ロータ:組曲「道」より抜粋
  • ヒナステラ:ハープ協奏曲 op. 25*
  • ファリャ:バレエ音楽『三角帽子』全曲◆

出演者

  • 指揮:ベアトリーチェ・ヴェネツィ
  • ハープ:吉野直子*
  • メゾ・ソプラノ:池田香織◆