Interview

特別インタビュー

音楽監督 上岡敏之が語るこれからの定期演奏会 4人の指揮者の魅力 第1弾:カルロ・リッツィ

音楽監督 上岡敏之が語るこれからの定期演奏会 4人の指揮者の魅力 第1弾:カルロ・リッツィ

取材・文 片桐卓也(音楽ライター)


新日本フィル 2019年5月~7月の定期演奏会では、海外から4人の指揮者が来日する。
音楽監督 上岡敏之が語る、個性あふれる彼らの魅力とは。


 

5/17(金)、5/18(土)指揮:カルロ・リッツィ

リッツィさんはイタリア・オペラでは振ってないものがないくらいのベテランで、僕には出せないイタリア的な色彩感をオーケストラに付けて欲しいと思っています。イタリア人指揮者で聴くレスピーギをお客様にも体験して欲しいし、オーケストラにも体験して欲しい。新日本フィルの違った側面が出てくると期待しています。リヒャルト・シュトラウスの交響的幻想曲「イタリアより」は作曲家の初期の作品で、後期とはまた違った味わいがあります。リッツィさんのようなイタリア・オペラを得意とする指揮者によって、そこに新たな光が射す。そんな感覚を味わっていただけると思います。

オペラ指揮者には相当のバランス感覚と、音の色彩感のパレットが必要とされます。コンサート指揮者はオペラを振れないけれど、オペラ指揮者はコンサートを振れる。そのぐらい違いがあります。リッツィさんの指揮によって、新日本フィルの音のパレットがさらに増えると良いなと思っています。

このプログラムはすべてローマに関係する作品ですが、ローマは素敵な街ですよね。
イタリアに行かなくても、ローマの素敵さを東京で味わっていただけるプログラムです。

カルロ・リッツィ インタビュー

カルロ・リッツィ氏に、今回の演奏会の聴きどころについて語っていただきました。

演奏会情報

#22 ルビー

5/17(金)、5/18(土)両日14:00開演 すみだトリフォニーホール

プログラム

  • ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」op. 9 
  • レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」P. 157
  • R. シュトラウス:交響的幻想曲「イタリアより」 op. 16, TrV147