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片桐卓也 の ≪鑑賞のツボ≫

片桐卓也 の ≪鑑賞のツボ≫1972年の結成特別演奏会プロを再現 オペラでも活躍するシュテンツが振る(第643回定期演奏会)

1972年の結成特別演奏会プロを再現
オペラでも活躍するシュテンツが振る

 

2022/2023年シーズンは新日本フィルハーモニー交響楽団の結成50周年という記念すべき1年。当時から聴いているよ、という方もいらっしゃるだろう。その50年前の「結成特別演奏会」のプログラムを再現するのがこのコンサート。ベルリオーズの序曲「ローマの謝肉祭」の輝かしい響きが耳に残り、ラヴェルの名作「マ・メール・ロワ」は様々な楽器のソロを含む色彩感が驚かせ、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」はスケールの大きな表現で、小澤征爾の実力、オーケストラの意気込みを示しただろう(残念ながら筆者は聴いていない)。クラシック音楽を取り巻く環境は大きく変わったが、音楽に取り組む指揮者と楽団員たちの意欲は変わらない。バーンスタインと小澤にタングルウッドで師事し、オペラ界で引く手あまたのシュテンツの音楽作りは、団員の熱い支持を受けている。再現プログラムを快く引き受けてくれたシュテンツの心意気に、現在の新日本フィルの団員も応える。