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片桐卓也 の ≪鑑賞のツボ≫

片桐卓也 の ≪鑑賞のツボ≫1930年代に花開いたふたつの名作 アルミンクが久しぶりに帰って来る(第642回定期演奏会)

1930年代に花開いたふたつの名作
アルミンクが久しぶりに帰って来る

 

2003~13年に新日本フィルハーモニー交響楽団の音楽監督として活躍したウィーン生まれのアルミンク。とてもシャープな音楽性と美しいタクトさばきで、数々の印象的な公演を残した。今回、彼が取り上げるのは1930年代のヨーロッパで、ほぼ同じ時期に書かれた2つの名作だ。ハンガリーの20世紀を代表する作曲家バルトークの「弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽」では、作曲者が細かく楽器の配置まで指示していて、弦楽器は向かい合い、その間に他の楽器が置かれる。チェレスタを使っているのがユニークだが、そこにはバリのガムラン音楽の影響があったという説もある。

続いてはドイツのオルフが書いた「カルミナ・ブラーナ」。ドイツのバイエルン州の教会で見つかった古い歌集を元に、大規模な管弦楽と声楽のために書かれた大作である。内容はとても日常的なもので、中世の人々の喜怒哀楽がよく伝わって来る。今井実希(ソプラノ)、清水徹太郎(テノール)、晴雅彦(バリトン)が共演する。