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片桐卓也 の ≪鑑賞のツボ≫

片桐卓也 の ≪鑑賞のツボ≫2011年生まれの天才少女が登場 名匠・広上とパガニーニを共演 #629 ジェイド

2011年生まれの天才少女が登場 名匠・広上とパガニーニを共演

 

新しい才能に出会うということは、とてもワクワクすること。有名コンクールの若き覇者や、彗星のように楽壇に登場した演奏家を聴くチャンスは、音楽ファンにとってはかけがえのない機会であり、深く思い出に刻まれるものだ。このコンサートに登場する若きヴァイオリニスト・吉村妃鞠(よしむら・ひまり)はなんと2011年生まれ。6歳でオーケストラと共演し、7歳でパガニーニの難曲「ヴァイオリン協奏曲第1番」を弾きこなしたという彼女は、その後も世界的なコンクールで最年少優勝を重ねている。その才能を目の当たりにした時に、どんな想いがこみ上げてくるだろうか? その瞬間を多くの人と共有したい。京都市交響楽団の常任指揮者として、また東京音楽大学の指揮科教授としても活躍する広上淳一が、その若き才能の出発を手助けし、さらにドヴォルジャークが40代の終わりに書いた、故国ボヘミアの音楽の香りに満ちた傑作「交響曲第8番」を届けてくれる。

関連コンサート

第629回 定期演奏会 ジェイド〈サントリーホール・シリーズ〉

2021/1/30(土)14:00~ サントリーホール