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片桐卓也 の ≪鑑賞のツボ≫

片桐卓也 の ≪鑑賞のツボ≫世界的指揮者 デ・ワールト登場 新鋭とチャイコフスキーを共演 ルビー #30

世界的指揮者 デ・ワールト登場 新鋭とチャイコフスキーを共演

 

オランダ出身の世界的指揮者エド・デ・ワールト(1941~ )が客演する。現在はニュージーランド交響楽団の音楽監督として活躍しているが、これまでに欧米のメジャー・オーケストラ、オペラではバイロイト音楽祭、メトロポリタン歌劇場に客演するなど、オーケストラとオペラの両方で注目を集めて来た実力者だ。そのデ・ワールトがラブコールを送ったヴァイオリニスト、エスター・ユーにも注目。アメリカ生まれで、8歳でデビューし、ヴィエニャフスキ国際コンクールのジュニア部門で最優秀賞を獲得、その後シベリウス国際、エリザベート国際でも最年少受賞者となった逸材である。このふたりが共演するチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は聴き逃せない。そしてラフマニノフ「交響的舞曲」はラフマニノフの最後の作品。舞曲というだけに、バレエ音楽的な要素も含んでおり、ラフマニノフらしい色彩感覚にも溢れた管弦楽曲。
デ・ワールトと新日本フィルのケミストリーに期待しよう。