コンサート
今年は『ロメオとジュリエット』!すみだサマーコンサート2019 ―Chance to Play―


こころが恋をおぼえているから。
みずみずしい感性が紡ぎだす、もろく儚い恋をあなたに。
オペラを愛する巨匠・上岡敏之が若い息吹に出会い、芽生えた「初恋」の舞台、「ロメオとジュリエット」。
演劇とオーケストラ、音と空間が交差する新たな芸術。
地元墨田の中学・高校生とNJP音楽監督・上岡敏之の共演がついに実現。
NJPからラブコールを送り実現した待望のプログラムです。
「セミ・ステージ形式」とも「コンサート形式のオペラ」とも全く違う、演劇とオーケストラの両方が主役の新しい芸術を、あなたも客席で体験してみませんか。
2019年7月27日(土)14時開演 すみだトリフォニーホール
チケット | 一般 | シルバー(65歳以上) | 墨田区在住・勤・学 * | 高校生 | 小・中学生 |
金額 | 4,000円 | 3,000円 | 3,000円 | 2,000円 | 1,000円 |
新日本フィル・チケットオンライン 03-5610-3815(平日:10〜18時、土曜日:10時〜15時、日曜祝日は休み) オンラインで購入 |
すみだサマーコンサートとは?
新日本フィルは1997年にすみだトリフォニーホールを拠点として以来、地元・すみだの街に根ざした活動を行っています。7・8月には、新日本フィルならではの趣向をこらしたコンサートや地域の皆様と一緒に楽しめるイベントを開催してきました。
2017 年からは音楽監督・上岡敏之の「街の人々と一緒に文化をつくっていきたい」という想いから、「すみだサマーコンサート」と銘打ち、地元・すみだの皆様とのコラボレーションで作り上げる公演を開催しています。
2017年:「すみだ少年少女合唱団」との共演によるすみだサマーコンサート2017~わが街のオーケストラ~
2018年:「すみだ区民ダンサー」との共演によるオーケストラとダンスのコラボレーションによるすみだサマーコンサート2018 ―Chance to Play―
2019年:「日本大学第一中学・高等学校演劇部」(墨田区)との共演による『ロメオとジュリエット』すみだサマーコンサート2019 ―Chance to Play―
「初恋の舞台」までの道のり
今年のサマーコンサートの演目が『ロメオとジュリエット』に決定。その理由について、「恋愛って、誰もがするものだから」と上岡敏之音楽監督は語っています。このテーマに一緒に挑むパートナー探しから始まりました。

2018年11月 日本大学第一中学・高等学校演劇部との共演決定!
演劇部を代表して当時の部長さんと顧問の小野弘美先生に、すみだトリフォニーホールにお越しいただきました。上岡音楽監督の笑顔が印象的です。

2019年3月 記者発表会ですみだサマーコンサート2019の概要・配役発表
ロメオ役の原田秀道さん、ジュリエット役の江間楓香さんが、演劇部顧問の小野先生とともに新日本フィルの2019/2020シーズン記者発表会に登壇。
上岡敏之「地域の若い人たちと共に作っていく企画が実現できるとは、こんなに幸せなことはありません」
原田さん「これまで演劇部を通して、自分たちで世界を作りながら演劇を作ってきました。今回は違った形の演劇を想像しながら、音楽と演劇がどのように結びつくのか、学びたいです」
江間さん「滅多にない機会だと思いました。たくさんの方に観ていただき、観ていただいた方に良かったと言っていただけるようにしたいです」

2019年5月~ 演劇部のみなさんの練習が進行中
オーケストラとの合わせはまだ先。演劇部のみなさんは、舞台の前方にオーケストラがいることを想定して台の高さ、立ち位置などを調整しながらリハーサルをしています。

2019年6月 衣装が決定!台本も完成。
瑞々しさがはじける「少女ジュリエット」(第2組曲)や、優しい光に包まれるような「ロメオとジュリエット」(第1組曲)のメロディが聴こえてきそう・・・。

2019年7月 オーケストラ×演劇 すみだトリフォニーホールでリハーサル
プロコフィエフの『ロメオとジュリエット』について「ストーリーが自然に描写されている。いい意味での余白があり演劇ともマッチする」と上岡音楽監督は語っていました。いよいよ合同のリハーサルがスタート。上岡音楽監督から役者に、登場のタイミングなどについて指示が出されています。コンサートマスターは、ロシアに学び多彩な音色を奏でる崔文洙。美しいソロパートもお楽しみに。
出演者

©堀田力丸
指揮:上岡敏之
東京藝術大学でマルティン・メルツァーに指揮を師事し、作曲、ピアノ、ヴァイオリンも並行して学ぶ。
後に、ロータリー国際奨学生としてハンブルク音楽大学に留学し、クラウスペーター・ザイベルに指揮を師事。
キール市立劇場ソロ・コレペティトール及びカペルマイスターとして歌劇場でのキャリアを開始。
ヘッセン州立歌劇場音楽総監督、北西ドイツ・フィル首席指揮者、ザールランド州立歌劇場音楽総監督、ヴッパータール市立歌劇場インテンダント兼音楽総監督等を歴任。
手兵ヴッパータール響とは二度の日本ツアーも大成功させた。
2016年9月より新日本フィルの第4代音楽監督に就任。また、コペンハーゲン・フィル首席指揮者、ザールブリュッケン音楽大学指揮科正教授も務める。
2007年第15回渡邉暁雄音楽基金 音楽賞・特別賞、2014年第13回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。

演劇、台本、振付、衣装:日本大学第一中学・高等学校演劇部
こんにちは。日本大学第一中学・高等学校演劇部です。本校は両国にある私立の中高一貫校です。中学演劇部と高校演劇部に分かれて平日は毎日活動しています。1つの劇を協力して作り上げるという演劇の性質上、先輩・後輩や男・女、中・高の垣根を越えてみんな仲良くアットホームな雰囲気です。中学は演劇初心者でも気軽に活動できるように発声などの基本練習から行い、文化祭での発表を目標としています。高校は年に何回も発表コンクールがあり、創作脚本を携えて上位入賞を狙って日々頑張っています。昨年は都大会に進出し、池袋の東京芸術劇場で発表する機会を得ました。
今回のコラボレーション共演にあたり、本校演劇部出身の大学生たちにも協力してもらいました。名作ですが現代ではあまり上演されない古典劇『ロメオとジュリエット』を卒業生と一緒に上演できて大変喜ばしいです。新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏と本校演劇部の演技が融合してできた新しい『ロメオとジュリエット』をぜひお楽しみください。

オーケストラ:新日本フィルハーモニー交響楽団
1972年、指揮者・小澤征爾のもと楽員による自主運営のオーケストラとして創立。97年、墨田区に移転。すみだトリフォニーホールを活動の本拠地とし、日常の練習と公演を行う日本初の本格的フランチャイズを導入。定期演奏会や特別演奏会の他、地域に根ざした演奏活動も特徴的。99年、小澤征爾が桂冠名誉指揮者に就任。受賞歴に三菱UFJ信託音楽賞、ミュージック・ペンクラブ音楽賞等。2016年9月より指揮者・上岡敏之が音楽監督を務めている。この他、04年に音楽家・久石譲と立ち上げた “新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ”で幅広い人気を集め、映画『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』では管弦楽を担当。
関連情報

左:ポートレートピンク、右:フレンチブラック
今年も発売!期間限定・オリジナルTシャツ
今年も、恒例のオリジナルTシャツを販売いたします。
制作は墨田区が誇る老舗Tシャツ専門店、久米繊維工業。生地はもちろん、縫い糸までこだわりのオール国産Tシャツは着心地抜群です!

※写真はイメージです。
オーケストラ、演劇、そして花火。7/27(土)、1日ですみだを満喫しよう!
昼はすみだサマーコンサートでオーケストラと演劇、夜は隅田川花火大会。7月27日は、すみだの夏を存分にお楽しみいただける一日です。「はしご」して満喫しませんか。デート、家族のイベント、お友達とのお出かけ・・・あなたはどんなふうに楽しみますか?
浴衣またはすみだサマーコンサート2019 オリジナルTシャツでご来場のお客様にはプレゼントも!
チケットご購入
以下のプレイガイドでご購入いただけます。
新日本フィル・チケットボックス |
TEL.03-5610-3815 (平日:10-18時/土:10-15時/日祝:休)、FAX.03-5610-3828(24時間受付) |
トリフォニーホールチケットセンター |
TEL.03-5608-1212 (10-18時<窓口営業時間:11-18時>/土日休まず営業) |
e+(イープラス) |
※座席選択可 |
チケットぴあ |
Pコード : 147-223 TEL.0570-02-9999 ※座席選択可 |
ローソンチケット |
Lコード : 32144 TEL.0570-000-407(オペレーター対応10:00~20:00) TEL.0570-084-003(自動音声24時間) ローソン店頭Loppi ※座席選択可 |
カンフェティチケットセンター |
0120-240-540(オペレーター対応、通話料無料) |
楽天チケット | https://ticket.rakuten.co.jp/ |
主催:公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団 すみだトリフォニーホール
後援:墨田区教育委員会
協力:すみだクリエイターズクラブ