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新日本フィルの取り組み

新日本フィルハーモニー交響楽団は、青少年に対する音楽普及活動や福祉施設での演奏など、様々な教育・社会活動を展開しています。

新日本フィルは自主運営のオーケストラとして1972年に誕生して以来、日本の芸術文化の普及・発展に努めてきました。さらに、すみだトリフォニーホールの開館(1997年)と同時に拠点を同ホールに移したことは様々なコミュニティ・プログラムを実施する上で大きなインパクトとなりました。
活動の中心となる拠点を得たことで、コミュニティ・プログラムを実施する地域の核を得ることとなり、地域とのつながりがいっそう強化され、オーケストラの認知や存在意義にも繋がってきています。

現在、フランチャイズとする墨田区を中心に、その活動の幅を三重県津市、岐阜県可児市へ広げてきました。
墨田での継続的なコミュニティ・プログラムへの取り組みにより、地域拠点都市からの要請に応えられる内容にもつながっています。

オーケストラがこれからの社会やコミュニティに果たす役割の中で、音楽芸術とオーケストラのもつ可能性は限りなくひろがっています。
地域を育み、人と人との間に響きをもたらすオーケストラとして、すべての人の心に届く音楽を、これからも新日本フィルは奏で続けていきます。

『世界中に素晴らしい曲がたくさんある。
ジャンルにとらわれず魅力ある作品を多くの人々に聴いてもらおう』

新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ は、2004年夏、作曲家・久石譲を音楽監督に迎え立ち上げたプロジェクト。 『世界中に素晴らしい曲がたくさんある。ジャンルにとらわれず魅力ある作品を多くの人々に聴いてもらおう』という願いが、このオーケストラの活動における最大のテーマとして掲げられている。

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“すみだ”に根ざした活動

1988年の墨田区音楽都市構想宣言を受け「すみだトリフォニーホール」という素晴らしい音楽活動の本拠地を得た新日本フィルは、まさしく墨田区に根ざしたオーケストラといえます。
芸術と社会との関わりにますます関心が高まるなか、今ではホールとの協働事業として区内全域に活動を拡げ、より内容を充実させた多様なニーズにこたえるプログラムを展開しています。

墨田区での活動
活動拠点「すみだトリフォニーホール」とのあゆみ

地域拠点ホールでの多様な演奏活動

東京都・墨田区のほか、新日本フィルは全国各地のホールとも地域拠点契約をむすび、多様な演奏活動を展開しています。

地域拠点ホールでの活動